鋳物用銑鉄は、鋳鉄鋳物の成分に最も近い原料であり他の原料では得られない鋳鉄特有の性質を付与するものです。
鋳物用銑鉄は、多種類の原料鉱石の中から最適な鉱石を集中配合するとともに、厳しい吹製目標をさだめ、徹底した品質管理のもと製造されたものです。
有害微量元素はもちろん、成分変動の少ない安定した良質鋳物用銑鉄として、安心してご使用いただけます。

■製造工程
鋳物用原料の厳選・配合 ⇒ 高炉による溶銑製造
  ⇒ 高純度化処理 ⇒ 型銑への造り込み ⇒格付
  ⇒ 銑種別・規格別保管

■鋳物用銑鉄の有用性
1.製品品質の安定へ寄与
2.鋳鉄として好ましい黒鉛組織のための炭素供給源
3.黒鉛化の促進による鋳造性の改善
4.鋳鉄材質の均一化機械的性質の改善
5.黒鉛接種としての効果
6.溶解時間の短縮による生産性の向上

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<規格一覧>

銑 種 規格略号 C Si Mn P S Ti Cr As V
(1/100) (1/100) (1/100) (1/1000) (1/1000) (1/1000) (1/1000) (1/1000) (1/1000)
多機能型鋳物用銑鉄

(通称)
多機能

8規格
FGD-N 340〜∞ 60〜100 0〜30 0〜100 0〜50        
FGD-1 340〜∞ 101〜180 0〜30 0〜100 0〜40 0〜65 0〜30 0〜10  
FGD-2 340〜∞ 181〜220 0〜30 0〜100 0〜40 0〜65 0〜25 0〜10  
FGD-3 340〜∞ 221〜260 0〜30 0〜100 0〜40 0〜65 0〜30 0〜10  
FGD-4 340〜∞ 261〜299 0〜30 0〜100 0〜40 0〜65 0〜30 0〜10  
FGD-T 375〜420 300〜360 0〜30 0〜100 0〜40 0〜70 0〜30 0〜10  
LSD 340〜∞ 50〜100 0〜25 0〜90 0〜7 0〜65 0〜25 0〜10  
FLMS 340〜∞ 80〜160 0〜30 0〜90 0〜7 0〜65 0〜30    
高純度鋳物用銑鉄

(通称)
高純度

8規格
DUCS-2X 360〜386 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜20 0〜5 0〜5
DUCS-2Y 387〜404 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜20 0〜5 0〜5
DUCS-2 360〜410 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜10 0〜20 0〜5 0〜5
DUCS-3 360〜∞ 0〜15 0〜20 0〜20 0〜10 0〜10 0〜20 0〜5 0〜5
DUCS-N 360〜∞ 15〜70 0〜20 0〜25 0〜15 0〜10 0〜30    
DUCS-H 360〜∞ 15〜70 0〜20 0〜25 0〜20 0〜10 0〜30    
DUCS-H2 360〜∞ 0〜30 0〜7 0〜30 0〜25 0〜5 0〜25 0〜5 0〜7
DUCS-HS 360〜∞ 71〜130 0〜20 0〜25 0〜20 0〜10 0〜30    


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